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2013年11月12日火曜日

【2013年】 福島県の玄米が基準値超え (食品の放射能検査)

■福島県の玄米が基準値超え

11月11日 厚生労働省公表 放射能検査の結果によれば、福島県の玄米から基準値を超える放射性セシウムが検出されました。

セシウムが測定されたのは、福島市の玄米(非流通品)。
数値は、1キロあたり110ベクレルです。

なお、今回公表の検査結果で基準値を超えたのは、以下の食品です。

No.7 :福島県産玄米 (Cs: 110 Bq/kg)
No.77 ~81、83、84、86~89、91~94、96、97、100、101、105: 福島県産イノシシ肉(Cs:110~4600 Bq/kg)
No.82 :福島県産キジ肉 (Cs: 250 Bq/kg)
No.95 :福島県産ヤマドリ肉 (Cs: 190 Bq/kg)

*番号は下記リンク先ページにアップされている表中の通し番号です。

(ソース)
厚労省のHP:食品中の放射性物質の検査結果について(第764報)
  (2013年11月11日公表分 PDFファイル)


■2013年も東日本にセシウム降下

2013年9月、引き続き福島県や東日本の広範囲に放射性セシウムが降下。福島県は、他の地域よりも高い測定値を示しています。

以下、2013年9月の環境放射能水準調査結果(月間降下物)です。

*数値は、左側がセシウム134、右側がセシウム137。
*単位はMBq/km2。1平方メートル当たりのセシウム(Bq)に置きかえられると思われます。たとえば、10メガベクレル/平方キロメートル=10ベクレル/平方メートル。
(参考)
Yahoo!知恵袋:メガベクレルとベクレルは単位が違うんですよね?

〇 岩手県(盛岡市) 0.17、0.39
〇 宮城県(仙台市) 0.45、0.98
〇 秋田県(秋田市) 不検出 [ND]、0.13
〇 山形県(山形市) 0.30、0.72
〇 福島県(双葉郡) 231、492
〇 茨城県(ひたちなか市) 6.9、14
〇 栃木県(宇都宮市) 0.40、0.91
〇 群馬県(前橋市) 0.76、1.5
〇 埼玉県(さいたま市) 0.32、0.70
〇 千葉県(市原市) 0.72、1.5
〇 東京都(新宿区) 0.69、1.6
〇 神奈川県(茅ヶ崎市) 0.35、0.70
〇 新潟県(新潟市) 不検出 [ND]、0.045
〇 石川県(金沢市) 不検出 [ND]、0.034
〇 山梨県(甲府市) 不検出 [ND]、0.13
〇 長野県(長野市) 不検出 [ND]、0.068
〇 静岡県(静岡市) 0.054、0.12

(ソース)
原子力規制委員会のHP:環境放射能水準調査結果(月間降下物)
  (2013年9月分 PDFファイル)

セシウム137の半減期は30年。放射能の影響がすぐにはなくなることは期待できそうにありません。ですので、お米や他の食品の放射能検査のニュースには、引き続き気を配るのがよいと思います。